妹と母親が『和風総本家』というTV番組に出てくる『豆助』という柴犬(豆柴?)にべた惚れしたのがそもそもの始まり。
たしかにあの愛らしい顔、短い四肢、フワッフワの体毛どれをとってもKAWAII要素しか無いので当然の反応だと思う。
飽き性の女性陣なのですぐにまた別の生き物にハマるだろうと思って生暖かい目で見守っていた。
のだが、ちょっと目を離している隙に近所で柴犬を繁殖させているブリーダーさんを見つけたらしく、いつの間にか購入の手はずまで整えていたのだった。
僕自身犬や猫、その他動物は好きだし触ったりすることに抵抗は無いので飼うこと自体には全く文句はない。けどあまりに話の進みが早いので未だに家に柴犬が来るということを受け止められていない部分がある。
そんな僕をよそ目に母と妹は犬の名前を決めるのに大舌戦を繰り広げていた。因みに希望する犬種は豆柴で黒でタヌキ顔、メスとのこと。
母案:ハナ、そら、その他多数(多すぎて覚えてない)
妹案:りん、うみ、その他多数(多すぎて覚えてない)
とりあえずドサまぎで僕は「りんちゃん」に一票入れときました。「りん(柴犬)」って字面だけでも面白いし、マラカス振らせたくなるよね?
なお、ここで汚い大人特有の経済力によって強制的に「ハナ」に決定した模様。
まぁ、名前なんてどうでもいよね。可愛ければ。
そうそう、話は少し脱線するけど柴犬のここ最近の価格について。
6/28沢市で散歩をしていた男性が熊に襲われ、男
この一件以来柴犬の人気がうなぎのぼりだそう。「ショップで買うのは情弱っすわwww」とブリーダー氏。
ネットで見てみても安くて10万前後。しかしブリーダーから直接買えば5,6万で購入可。
色によっても価格は違ってくるそう。具体的には白>黒>赤(茶)の順で高い。
特に白は生まれてくる個体数がとても少なく、「生まれ次第うちに売ってくれ!!」という人ばかりで予約すら取ることが難しいそう。
僕も実際そのブリーダーさんの犬舎に2回ほど行ってみた。詳しくは話せないが、個人でやっている割にはなかなかしっかりした犬舎で驚いた。
そこはオール柴犬で、オスが2頭にメスが数十頭いた。柴犬好きにはまさに天国のような空間だった。
はじめは滅茶苦茶吠えているものの、実際近づいてみると「おう、よくきたな!」と言わんばかりにじゃれついて来てたり、シャイなのか遊びたくてもなかなか近けず、尻尾だけぶるんぶるん振り回している子もいた。
あと、総じてみな美人さんだった。色の配色がよくて、成犬にも関わらずおめめパッチリの子供みたいな顔つき。
そして赤ちゃんもそこかしこで生れていたので見せてもらえた。あれはなんというか、犬というより短くて太めのカワウソみたいだった。鳴き声は「みー!」とか「みゃぁ!」とか。
1頭だけ白柴がいた。これも柴というよりなにか別の犬のようだった。真っ白い毛並がとても綺麗で黒や赤の個体とはまた違う雰囲気を纏っていた。
けど僕は黒が一番気に入った。あのマロ眉がこの上なくかわいい。
はなちゃんがうちに来た場合、室内で飼う模様。トイレのしつけとかケージの位置とか色々考え中らしい。
あー、はやくはなちゃんとお散歩したい。